恋愛中のケンカを減らすには?相手を傷つけずに思いを伝える心理学的方法とは?

またケンカしちゃった…恋愛における「すれ違い」の悩み

大好きな彼との関係。本当は仲良くいたいのに、気づけば言い争いになってしまう。

LINEの返信が遅いだけでイライラしたり、ちょっとした一言に傷ついて感情的になったり。

「どうしてわかってくれないの?」そんな言葉が口から出そうになること、ありませんか?

30代、40代になると、お互いに人生経験も増え、価値観もしっかり形成されています。

だからこそ、些細なことで衝突してしまい、関係がギクシャクしてしまうことも。

でも、本当は相手を責めたいわけじゃない。ただ、自分の気持ちをわかってほしいだけなんですよね。

なぜ感情的になってしまうのか?心の仕組みを知る

実は、私たちが怒りや悲しみを感じるとき、そこには「出来事」と「感情」の間に、もう一つの重要な要素が存在します。それが「自分の受け取り方」です。

例えば、彼からのLINE返信が遅かったとき。

出来事:LINEの返信が3時間来なかった

自分の受け取り方:「私のことは優先順位が低いんだ」「大切にされていない」

感情:悲しい、怒り、不安

でも、もし同じ出来事でも、「仕事で忙しいのかな」と受け取れば、不安は小さくなります。

つまり私たちの感情は、出来事そのものではなく、その出来事をどのように解釈したかによって生まれているのです。

これは心理学でよく使われる考え方で、自分の思考パターンに気づくことで、感情との付き合い方が変わってきます。

「あなたのせい」ではなく「私はこう感じた」と伝える方法

ケンカになるとき、あなたは、こんな言い方(考え方)をしていませんか?

「あなたが返信をくれないから、私は不安になった」

「あなたが約束を忘れたから、私は怒った」

この伝え方だと、相手は「責められている」と感じて、防衛的になったり、言い訳をしたくなったりします。

その結果、話し合いではなく、言い合いになってしまうのも無理ありません。

建設的なコミュニケーションの鍵

ここで有効なのが、行動と感情を切り分ける伝え方です。

❌ 「あなたが返信をくれないから、私は不安になった」

⭕ 「返信がなかなか来なかったとき、私は不安な気持ちになった」

う~む、ビミョウですね。でも、このニュアンスの違い、わかりますか?

前者は「あなたのせいで」という非難のニュアンスがあります。

でも、後者は「こういう状況で、私はこう感じた」という自分の状態を報告しているだけです。

ホウレンソウ、大事ですね~

さらに言うと、自分の感情に具体的な名前をつけることも大切です。

「イライラした」だけでは言葉足らずです。

「不安だった」「寂しかった」「心配だった」「自分が大切にされていないように感じた」

このように、感情を丁寧に言葉にすることが大事です。

こうすることで、相手はあなたの内面をより深く理解できるようになります。

そして、「責められている」ではなく「理解しよう」というモードになれるのです。

ほんのちょっぴり言い方を変えるだけで、自分の気持ちをキチンと伝えることができるだけでなく、相手もそれを理解してくれる。

それって、すごくお得なことだと思いませんか?

自分の感情パターンを知ることの大切さ

ただ、ここで重要なポイントがあります。それは、自分がどんなときにどんな感情を抱きやすいのか、自分自身を理解しておくことです。

同じ出来事でも、人によって感じ方は違います。

返信が遅くても平気な人もいれば、すぐに不安になる人もいます。計画が変更されても柔軟に対応できる人もいれば、混乱してしまう人もいます。

これは、どちらが正しいとか間違っているという話ではありません。

ただ、自分の性質や傾向を知っている人は、自分の感情とうまく付き合えるようになれるのです。

「私は安心感が大切なタイプだから、連絡がないと不安になりやすいんだ」

「私は変化に敏感だから、予定変更でストレスを感じやすいんだ」

こうした自己理解があると、相手に伝えるときも「私はこういう性質なので、こう感じてしまう」と説明できます。相手も「そういう特性なんだな」と理解しやすくなるのです。

四柱推命や数秘術で見る「あなた本来の性質」

では、自分の性質をどうやって知ればいいのでしょうか?

私は占い師として、多くの女性の恋愛相談に乗ってきました。

その中で気づいたのは、自分の生まれ持った性質を知ることが、恋愛を円滑にする大きな鍵になるということです。

四柱推命は、生年月日から、その人の本質的な性格や感情の傾向、価値観を読み解く東洋の占術です。

また、数秘術も生年月日や名前から、その人の持つエネルギーや人生のテーマを明らかにすることができます。

これらは単なる「当たる当たらない」の占いではありません。自分を客観的に見つめ、理解するためのツールなのです。

「私は水の性質が強いから、感情の波が大きいんだ」

「私は独立心が強い数字を持っているから、束縛を感じやすいんだ」

こうした気づきは、自分を責めることをやめ、ありのままの自分を受け入れるきっかけになります。そして、パートナーにも「私はこういう人間なんだ」と自信を持って伝えられるようになります。

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村上悠介(和の占い師)


まとめ:感情との上手な付き合い方

恋愛でのケンカや衝突は、多くの場合、コミュニケーションの方法を変えるだけで改善できます。

  1. 感情は出来事ではなく、受け取り方から生まれる
  2. 「あなたのせい」ではなく「私はこう感じた」と伝える
  3. 自分の感情に具体的な名前をつける
  4. 自分の性質や傾向を理解しておく

そして何より、自分自身を深く知ることが、より良い関係を築く土台になります。

もし、自分の性質をもっと知りたい、恋愛をより良くしたいと思ったら、四柱推命や数秘術といったツールを活用してみてください。きっと新しい気づきが待っています。

参考文献

1. 認知行動療法について(国立精神・神経医療研究センター)

URL: https://cbt.ncnp.go.jp/contents/about.php

記事内で説明している「出来事→受け取り方→感情」という認知行動療法の基本的な考え方について、国の研究機関である国立精神・神経医療研究センターが運営する認知行動療法センターの公式サイトです。認知療法・認知行動療法の基礎理論と、ストレス対処法について信頼性の高い情報を提供しています。

2. アイメッセージの解説(ダイコミュ相談室・公認心理師監修)

URL: https://www.direct-commu.com/chie/mental/i-message1/

記事で紹介している「Iメッセージ」によるコミュニケーション手法について、公認心理師が監修した専門的な解説サイトです。アサーティブコミュニケーションの一環としてのアイメッセージの意味、使い方、ユーメッセージとの違いについて、具体例とともに詳しく説明されています。

3. 感情ラベリングの効果(パソナセーフティネット HRコラム)

URL: https://www.safetynet.co.jp/column/20240801/

記事で説明している「感情に具体的な名前をつける」ことの重要性について、科学的根拠に基づいて解説しているコラムです。感情のラベリングが左前頭前野を活性化させ、扁桃体(感情の中枢)を落ち着かせる効果があることなど、脳科学的な裏付けも含めて紹介されています。

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